たま♨かふぇ 今回は「災害」がテーマでした。
どくだみが茂る高瀬蔵でコーヒーを飲みながら…今回は17名の参加で、知の共有の場が持てました。消防の方など来ていただき大変心強い連携になってきたと感じます。玉名地域は医療・介護・福祉と消防の仲が良い!
以下のような意見がありました。
災害は食料の備蓄など事前の準備が重要
土砂災害、水害など危険地区の認識と予防を念頭に行動。崖に網を張る、大雨の際は2階に移動など・・・。
過去のニュースなど見ると、新興住宅地の被害が大きい。近所づきあいのできている集落では助け合う文化がある。地域ぐるみの災害対策が需要。
有明地区では、大きな災害も予想されていないので、防災の意識が低い気がする。
施設で火災訓練など実施の際、訓練と形式張らず、実際の災害を想定してできるとよい。
阪神淡路大震災で助かった人の多くは、近所住民の救助による。
住民各々がどう動くか、住民台帳などでは、その時誰がどこにいるかなど分からない。回覧板を持っていく時不在などの情報が有用だったりする。
子どもたち次世代にも、地域の防災に関心を持ってもらう。伝える場として、例えば運動会で消防が操法大会を実施するなど。
大災害の際、公助を待つのは厳しい。近隣の互助が重要。
自主的な防災意識、自助や、炊き出しなどの共助。
消防と地域の連携が求められる。
4月から6月頃は消防の異動が多い時期、災害には特に注意。
避難場所は講演など一時避難するところ、避難所はしばらく滞在
東日本大震災の災害ボランティアで、診療所の看護師をした。患者さんの薬が分からなかったが、おくすり手帳がある人は把握でき重要性が認識できた。
色々な支援物資があり、医薬品もメーカー違いなど医師が使い慣れていないため、薬剤師の介入が有益だった。
避難所での食事は、おにぎりやパンがほとんどで、糖尿病患者に不向き。レトルトなども役場で手配してもらえるとよい。
災害時は診療所のみでなく、避難所にも医療の必要性あり。保健師が訪問するが褥瘡対応など困難もあり、訪問看護が適していると思った。
おくすり手帳の啓発など公民館活動の必要を感じた。薬剤師もバイタル確認などするようになってきた。
施設では年2回の避難訓練実施、1回は日中、もう1回は夜間。
夜間は職員も少なく、対応は困難。地域の消防など協力が必要。地域運営会議などで相談。
ご参加いただいた皆様、またのご来店お待ちしております。