全国若年性認知症フォーラムin熊本が荒尾市で開催されました。

若年認知症フォーラム舞台係でお手伝いさせていただきました、間近で聴講できましたがスライドは見えませんでした。
若年性認知症は働く世代の疾患であり、育児や家のローン、社会での役割など様々な問題があります。疾患の治療のみでなく、生活に対する不安が大変大きいといわれています。
予後を心配するあまり、直ちに退職を考える方も多いようですが、退職してしまうと再雇用はなかなか難しいのが現状です。職場の理解を得ながら、なるべく長く今までの企業に在籍することを考える必要があるようです。傷病手当金など社会保険に加入していると利用できる制度もありますので、専門の窓口に相談することをお勧めします。
また前頭側頭葉変性症の場合は、アルツハイマー型認知症とは違った症状であり、対応や周囲の理解が必要になってきます。そのため、しっかりとした診断ができる医療機関を紹介してもらうことも大切だと感じました。