玉名郡市薬剤師会で、心肺蘇生法の実技講習会を実施しました。

12743829_843333815790175_1993794988383054214_n倒れている人を見かけたら、まずは声をかけ意識を確認。

意識がなければ、人を呼び119番通報とAEDを持ってくるよう指示を出す。自分はすぐに心臓マッサージを実施する。脳への血流が3分途絶えると、脳細胞が壊死を始めるため早急に開始することが重要。1分間に100回程度の早めのリズムで、胸骨が5cm程沈み込むよう圧迫する。30回胸骨圧迫を行ったら、顎を上げ気道を確保し鼻をつまんで人工呼吸を行う。胸が膨らむのを確認できればよい。その後再び胸骨圧迫を再開する。救急車が到着するまで継続する。

AEDは電源を入れ、音声の指示に従い操作を行う。パッドを右胸部、左脇部に張り付ける、このとき濡れている場合は心臓に通電しない可能性がる為、タオルなどで拭いてから使用する。また、体毛で貼れないときは、剃刀などで処理を行う。小学生未満では、電圧の低い子供用のAEDを用いるか、電圧制御のカギを使用する。パッドは胸部と背中に装着する。コネクターを繋げると自動的にAEDが心電図の解析を行うので、誤作動を防止するため患者に触れないようにする。除細動が必要な場合は、誰も患者に近づいていないことを確認して点滅しているボタンを押す。再び指示に従って胸骨圧迫を行う。尚、意識が回復しても、再び心停止に陥る危険性もある為パットは付けたまま安静にしておく。

いざという時実践できるためには、何度も繰り返して講習などの機会を受けることが必要と感じました。