益城町保健福祉センターで開設されたモバイルファーマシーに、災害支援のため訪れました。

13006759_879691778821045_8989449216308088649_n仮設薬局での品揃えには限界があり、作用が類似している医薬品は、用量も含めて薬局在庫で対応しました。備蓄薬が不足しないよう3日分までの投薬でした。

お薬手帳を持っている被災者は、今までとの変更点や注意事項など説明がしやすかったと感じました。手帳が確認できない中で、インシュリンを投薬する方など、患者さんの記憶を信じるしかない状況もありました。

また、ところ狭しと避難している方々の生活環境も、注意が必要でした。室内の二酸化炭素濃度測定など環境衛生の確認も、薬剤師会で実施しました。別の避難所では、エコノミークラス症候群の注意喚起や、水不足による衛生問題として感染症対策などにも従事していたようです。

まだまだ続く、被災地への支援情報に注意を払いたいと思います。