たま㊌カフェ 「水分」議事録
梅雨も明け、連日猛暑日となっています。今回は「水分」がテーマで、脱水傾向につながるリスク(背景)、現場で脱水傾向のサインに気づくには(確認)、水分摂取を勧める(対策)、用いる水分と塩分の話題(Na)が話題となりました。以下、編集者のフィルターを通したまとめとなっております。(別の認識で発言した参加者の方には、謹んでご容赦願います)
(背景)
水分摂取が必要な認識のない人が多い
高齢者は特に、脱水傾向に気付きにくい人がいる
口渇の自覚ない人がいる
暑いという感覚に乏しい人がいる
水分摂取の半分程度は、食事中に含まれる水分であるが、食事が摂れていない人、回数が少ない、パン食などで不足気味のことあり注意
トイレが気になり、水分を摂りたがらない
咽るので控える
水分補給の習慣がない
アルコールを飲む
むくみや心不全、血圧などが気になる
利尿剤の服用
不感蒸泄の認識がない、汗をかいていない認識
(確認)
脱水時のバイタルサインやジェネラルサインに気を付ける
便秘傾向やこむら返りなどの症状から確認
厚着や締め切った部屋などの環境確認
マグカップやペットボトルで水分摂取量の確認
(対策)
内服の回数を増やすことで、水を飲む機会も増える
10時、3時におやつの習慣
大きめのストローを準備しておくなど環境の整備
ゼリーなど摂取しやすい水分の提供
OD錠でも水で飲む指導
脱水の知識、正しい水分摂取を指導
経口補水液など効果的な水分補給
(Naについて)
人間はNaの摂取が必要。汗腺がなく汗をかかない草食動物とは違う
OS-1など過量摂取による血圧への影響注意
水分が足りないのか、塩分が足りないのか、場面によって用いる水分も変える
以前とは「塩」に対する意識は変わった
色々なメーカーから経口補水液(ORS)の発売あり
梅干しや漬物と水分摂取
糖分が入っていることで、吸収が促進される
経口補水液の作り方など、インターネットや冊子に掲載あり簡単に作れる
今回は参加9名と少数でしたが、お土産の取り分が多くなりました(^^)/またのご参加お待ちしております。