「小型シリンジポンプを使用して在宅看取が行えた一症例」


学術大会

熊本県薬剤師会の学術大会に参加しました。ポスター発表35演題から選ばれ、坂井先生が口頭発表となりました。
患者さんの容態急変から、オピオイド持続皮下注者となり当薬局に依頼があった症例に関して報告をしました。

依頼の電話から退院まで、4時間で色々な手配と連携を行った事例でした。

必要な高度管理利用機器の検討と準備、契約、医療材料の選択、オピオイドの手配
病院連携室からの内容確認と患者情報の収集、以前関与した薬局と方針の相談、そして医師や訪問看護との連絡
無菌室の共同利用やサポート薬局としての関わりなども考慮しました。

患者さんの支援をする期間は短時間でしたが、退院したいという希望がかない、看取りまで自宅で過ごすお手伝いができました。
たまな在宅ネットワークをつうじて、日頃から情報交換できている背景もあったから、短時間で体制を作ることができたと思います。