熊本県地域拠点型認知症疾患センター事例検討会に参加しました
今回は「医療・介護職のための成年後見制度講座」でした。
●成年後見制度とはkouken

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり、遺産分割の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合がります。また、自分に不利益な契約であってもよく判断できずに契約を結んでしまい、悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方を保護し、支援するのが成年後見制度です。(法務省民事局資料より)

 

事例検討会では、後見開始から実際の支援、死亡後までのながれを学べました。
身内による経済的虐待、同居家族への対応、高度の医療判断を求められたときなど…職業後見人ができること、できないことに関して意見交換をしました。

患者さんの背景にも目を配り、包括支援センターや社会福祉協議会などとの連携が重要だと感じました。