年末年始、ご馳走を食べる機会も多くなり、胃腸の具合も気になるころですね
今回は、消化管とくに胃の話をしました。
口から肛門まで、消化と吸収を担う消化管。胃は主に消化を行う器官です。タンパク質を消化するため、胃酸やペプシンなどが分泌されます。しかし食道や腸と違い、丈夫な粘膜が存在するため胃は守られています。ピロリ菌や喫煙、ストレスなどで粘液が減少すると、胃はたちまち胃酸で炎症を起こしてしまいます。
大根などには、ジアスターゼ(アミラーゼ)が含まれ、デンプンの消化を助けます。生姜や山椒などは、芳香性健胃剤としても使われ胃の働きを助けます。こんな食材を使ってみてはどうでしょうか?胃をいたわるためには、しっかりよく噛んで食べることも大切ですよ。